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フコインダン療法 フコイダン研究学術論文

フコイダン研究学術論文
九州大学大学院農学研究科遺伝子資源工学専攻細胞制御工学教室白畑教授との共同研究
■2012 第71回日本癌学会学術総会にて口演

Low molecular weight fucoidan extract and anticancer drug synergistically enhance anti tumor effects. (酵素消化低分子化フコイダン抽出物と抗ガン剤の併用による抗腫瘍増強効果)

Teruya, Kiichiro1, Yoshida, Toshihiro2 , Shirahata, Sanetaka1
(照屋 輝一郎1, 吉田 年宏2, 白畑 實隆1)
1. Dept. Biosci. and Biotech., Fac. Agr., Kyushu Univ., 2. Yoshida Clinic
(1.九大院農院・生命機能科学, 2.吉田医院)

Fucoidan is sticky fucose-rich sulfated polysaccharides derived from
brown algae such as Konbu or Mozuku. Low molecular weight fucoidan
extract (LMWFE) digested by glycosidases exhibited anti-invasion and
anti-angiogenesis effects. LMWFE induced apoptosis in cancer cells via
both ROS-dependent JNK activation and mitochondria-mediated pathways.
LMWFE is now widely used for therapy of terminal cancer patients in
Japan. Combined treatment of LMWFE and CDDP caused decrease of cell
viability and increase of dead cell numbers in human fibrosarcoma
HT1080 cells. The Sub-G1 analysis revealed that dead cells of HT1080
were increased in time- and dose-dependent manners by the combined
treatment. Interestingly, LMWFE treatment suppressed the CDDP-induced
cell death in human normal fibroblast TIG-1 cells. These facts suggested
that LMWFE had not only enhancing effect for cancer cell death by CDDP
but also suppressing effect for normal cell death as a side effect of CDDP.
In addition, it was suggested that LMWFE induced synergistic cell death by
CDDP-induced apoptosis via caspases and MAPK pathways.

■第69回日本癌学会学術総会に掲載
論文名
「酵素消化低分子化フコイダン抽出物による癌細胞特異的細胞死及び糖鎖合成経路の改変誘導」
照屋 輝一郎1, 吉田 年宏2, 白畑 實隆1(1.九大院農院・生命機能科学, 2.吉田医院)
要約
フコイダンはコンブやモズクのような海藻由来の粘性硫酸化多糖類である。
アワビグリコシダーゼで消化した低分子量フコイダン抽出物(LMWFE)は抗浸潤及び抗血管新生効果を示した。
LMWFEは現在日本において末期ガン患者の治療に広く使用されている。
最近、我々はLMWFEがガン細胞特異的細胞死誘導し、それが多糖類のマンノース部位を認識するレクチンであるコンカナバリンA(ConA)により増強されることを見出した。
LMWFEはヒト線維肉腫HT1080細胞のConA反応性を増強したが、ヒト正常線維芽細胞であるTIG-1細胞の反応性は増強しなかった。
N-acetyl- glucosaminyl-transferase V(GnT-V)はbeta-1,6-GlcNAcの分岐鎖の形成に重要な役割を果たしており、ガン細胞の転移及び浸潤に関係している。
転写因子Ets-1もまた細胞外マトリックス分解酵素の発現を介して転移及び浸潤に深く関係している。
LMWFEはGnT-V及びEst-1の遺伝子発現を抑制したが、ERストレス経路には影響しなかった。
このことがLMWFEは糖鎖合成経路の変化を含むガン細胞の悪性の形質を抑制し、ガン細胞特異的な細胞死を誘導することを示唆した。

■今後の研究課題
○MDR-1遺伝子(抗がん剤耐性遺伝子)の酵素消化低分子フコイダン抽出物(製品名:パワーフコイダン使用)による抑制効果について
○遺伝子不安定化(遺伝子のメチル化)の酵素消化低分子フコイダン製品名:パワーフコイダン使用)抽出物による予防効果について

■特許出願情報
出願番号 : 特許出願2007-236505 出願日 : 2007年9月12日
公開番号 : 特許公開2009-67709 公開日 : 2009年4月2日
出願人 : 国立大学法人九州大学 外1名 発明者 : 白畑 實隆 外4名
発明の名称 : ガン細胞表面の糖鎖構造の変化を誘導するためのキット
要約:
【課題】
正常細胞に対する副作用が少なく、ガン細胞に対してのみ十分な効果を発揮し得る新規な手段を提供する。
【解決手段】
ガン細胞表面の糖鎖構造の変化を誘導するためのキットであって、フコイダン抽出物を含むことを特徴とするキット。好ましくは、糖鎖認識タンパク質または糖鎖認識タンパク質発現細胞をさらに含む。

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